モラハラ-精神的DV対策サイト

　モラハラとはモラルハラスメントの略で、いわば精神的DVです。
　パートナーから言葉や態度で追い詰められ、疲れきっていたりしませんか？
　いま、モラハラの被害をうったえる人が増えています。

　モラルハラスメント（モラハラ）を語るにあたり、ドメスティックバイオレンス（DV）を併せて語る必要があります。
　ここを読んでくださっている方は、もしかするとDVと言う単語の方が耳にしたことがあるかも知れません。

　DVとは、いわば被害者に対し「外面的」暴力をふるう行為。
　一方でモラハラとは「内面的」暴力をふるう行為という傾向があります。

　内閣府では元々暴力を【身体的】【精神的】【性的】と定義しておりましたが、昨今ではこれに加え【経済的】【社会的】暴力が加わりカウンセラーや支援団体の方から広く認知されるようになっています。

　モラハラは、個人としての、思想・自由、つまり本質的に生き方を制限することです。
　いわば心への暴力です。
　そして厄介なことにモラハラは、外面的暴力と違い傷が見えない為、周囲から気が付かれにくく、また被害者本人の自覚症状も無い為、いつの間にか大事になっていることが多いのです。

　例えば夫婦間の様に周りからは見られない環境下で起こるため、最初は軽度な違和感を感じつつも繰り返されることで徐々に被害者側が慣れてしまい、いつの間にか健康に害が出る程に陥ってしまう、ととある学者からの研究発表もあります。

　多くは家庭内で発生する事をモラハラと呼称されます。被害者だけでなく、いつの間にか同居する家族への影響が出る可能性も十分孕んでいると言えます。

　もしこのような状況なら、あなたはモラハラ被害者かもしれません。

• 自分の思いを伝えようとするとひどく疲れる。
• パートナーとの待ち合わせに少しでも遅れると思うとドキドキする。
• パートナーが帰ってくると思うと緊張で気分が悪くなる。
• パートナーからの要望を断れない。
• パートナーがひどい言動をしてくるのは自分のせいだと思っている。
• 周りの人にパートナーについて相談できない。

　モラハラはDV防止法で規定されたれっきとした暴力です。
　被害から逃れるには正しい知識を得て、対策することが大切です。このサイトではモラハラの特徴や原因、そして対策方法などを紹介します。

　職場でもモラハラは存在します。
　挨拶しても無視されたり、必要以上に厳しい仕事をさせたり。そんなことが繰り返されるようなら、職場のモラハラに注意しましょう。。一切のコミュニケーションをとろうとせず、要件はメモに書いて、アナタのいない時にそっと机の上に置いておく、なんてこともモラハラではよくある話です。
　→職場のモラハラ