モラハラの原因

　モラハラの原因を紹介します。

モラハラの原因はさまざまですが、一つひとつ検証している暇はありません

　モラハラをする人の原因は十人十色です。しかし、もしアナタが被害を受けているなら、その原因を探っている場合ではありません。
　どういう経緯でモラハラに及んだのかなどと一つひとつ検証している暇はありません。すぐに対策しましょう。

モラハラ加害者は攻撃することが精神安定剤となる

　普通の人は誰かを身体的に攻撃をしてしまうと、DVと認定され逮捕されることがわかり、攻撃をやめます。しかし、DV加害者はそれがわからずに攻撃し続けてしまうのです。モラハラ加害者も同様です。しかも、誰かを精神的に攻撃していないと、自分の心すら安定させられないのです。

モラハラ被害者は我慢強い

　モラハラ被害者は我慢強く、責任感があって何でも頑張ってしまう方が多いです。これは想像に難くないと思います。
　相手の機嫌をとったり、言いなりになったりします。普通の人なら我慢しきれなくなって、親や周りの人に相談します。
　しかし、モラハラ被害者になってしまう人は、誰にも相談せず、ずっと堪えてしまいます。そんな必要はありません。しっかり対策しましょう。

子供の自己中心的な考え方が抜けていない

　モラハラ加害者は、交際や結婚などの関係が確定すると、相手の人生をまるごと自分のものだと考えます。まるで自分の道具のように扱おうとします。これは子供の頃の何でも思い通りにならないと気が済まないという考え方が抜けきっていないからです。
　普通の人なら、こんな自己中心的な考え方は大人になるに連れて薄れていきます。しかし、モラハラ加害者は大人になっても自己中心的な考え方が抜けません。そして、自分の思い通りにならないと駄々をこね、モラハラ行為に及んでしまいます。

職場の同僚間でのモラハラは、上司の管理能力の無さに原因がある

　職場の同僚間でもモラハラは行われます。=>職場のモラハラ
　自分の出世のためや自己愛の為に、他人を精神的に傷つけ、蹴落とそうとします。
　上司はそんな同僚間のモラハラを解決しないといけませんが、残念ながらその能力がない人がほとんどなのです。下級管理職は人をまとめるのが上手いからその役職に就いたのではありません。実務的な能力が買われて管理職になったのです。したがって、モラハラを解決する術を知らないのです。
　また、積極的にモラハラを解決しようという気概のない上司も多いです。モラハラの事実がわかっても、介入することで悪化するのではないか？、被害者の肩を持つことで「えこひいきしている」と恨みを持たれるのではないか？などと取るに足らない理由をつけて尻込みしてしまいます。
　このような上司の管理能力の無さが、職場の同僚間のモラハラを助長させてしまうのです。